開発環境ってなんぞや?

IT知識

皆さんは開発環境と言う言葉をご存知ですか?

今回は開発環境について、簡単にまとめてみます

開発環境ってなんぞや?

開発環境をざっくり説明すると

ソフトウェアを開発するための準備を整え、開発を行えるようにしたコンピュータ内の環境

これだけだと分かりにくので、例としてC言語の開発環境作成方法を箇条書きにしてみます。

1.テキストエディタのインストール

2.コンパイラのインストール

3.コンパイラがあるフォルダを”システム環境変数”の”Path”に追記する

4.C言語のソースコードを準備する

5.コンパイラを使いC言語のソースコードがコンパイルできるか確認する

C言語の場合ソースコードを記述するためのテキストエディタと、コンパイラさえ準備できれば、すぐに開発環境を作ることができます。

開発環境の構築は、C言語のようにシンプルな場合もありますが、他の言語であったり、より複雑なソフトウェアを作成しようと思うと、開発環境の構築だけでかなりの手間が掛かります。

これらの手間を解消するために、便利なソフトウェアとして、統合開発環境と言うソフトウェアが存在します。

 

統合開発環境と言うすごいやつ

ソフトウェアの開発をより簡単に行うことができる、便利なソフトウェアとして、統合開発環境と言うものが存在します。

1つのソフトウェアの中にソフトウェアを開発するために必要な、テキストエディタやコンパイラと言ったソフトウェアや、開発をサポートするための便利なソフトウェアを1つにまとめたソフトウェア

有名なものとして、”Microsoft Visual Studio“や”Eclipse“などが存在する。

これらは、使用するプログラミング言語開発するソフトウェアによって、得手不得手があるので、自分のしたい事に合わせて、選択することが大事です。

 

まとめ

開発環境とは、ソフトウェア開発において必要なソフトウェアを整えた環境のことを言う。
開発環境を整えるのは、多くの手間が掛かり、大変である。
それらの手間を解消してくれる統合開発環境と言うソフトウェアが、存在する。
統合開発環境は、得手不得手があるので、目的に合わせて使い分ける必要がある。

 

用語まとめ

ソフトウェア:特定の目的で使用されるアプリケーションソフトウェアと、OSなどのシステムソフトウェアの総称

アプリケーションソフトウェア:ウェブブラウザやMicrosoft Officeなどの特定の目的で使用されるソフトウェアのこと。ゲームなどもアプリケーションソフトウェアに分類される

OS(オペレーティング システム):コンピュータを動かすためのソフトウェア。Windows OS、iOS、Android OS、などがある。

C言語:プログラミング言語における高級言語の1つ。汎用性が高く、さまざまな分野で使用されている。

高級言語:より人間が理解しやすい形で記述が可能なプログラミング言語。対義語として低級言語が存在する。

低級言語:機械語やアセンブリ言語の総称。

機械語:コンピュータが直接理解できる言語。0と1で記述されており、コンピュータにあらかじめ設定された命令群に従いコンピュータで処理される。

アセンブリ言語:機械語で記述された命令をより人間が理解しやすい形で記述できる言語。

テキストエディタ:文字の読み書きを行う為のソフトウェア。Windowsのメモ帳などが存在する。中には、プログラミング言語に対応したテキストエディタも存在する。

コンパイラ:コンパイルを行う為のソフトウェア。

コンパイル:高級言語で記述されたソースコードをコンピュータ上で動作する形(機械語)に変換すること。

Microsoft Visual Studio:マイクロソフトが提供する統合開発環境。無償版も存在する。

Eclipse:IBMが開発した統合開発環境。オープンソースなので、無償で使用可能。

 

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