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Unityの画面(Unityのワークスペースとツールバーについて)

Unity

こんばんは、
Unityでゲームを作るぞ!!と意気込むも、英語ばかりの画面に心が折れかけた ちきなるです。

今回は、Unityのワークスペースにある各ビューの簡単な使い方と、画面上部にあるツールバーについてまとめて見ました。

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Unityの画面(ワークスペース)


Layout”2 by 3“の画像です。

①Scene(シーン)ビュー
Scene(シーン)全体が表示される画面。
Sceneの設定を変えたり、配置されたオブジェクトを編集することができる。
Sceneとは、ゲームの場面のこと。状況が大きく変わる時や、画面の構成が変わる時などにSceneを分割する。たとえばRPGで町からフィールドに移る時は、町と言うSceneとフィールドと言うSceneが有り、町のSceneからフィールドのSceneへ切り替えを行っている。
オブジェクトとは、Sceneに配置されたゲームパーツのこと。人や建物のようにゲーム画面に表示されるものから、光源やカメラなど他のオブジェクトに影響を与えるものなどがある。

②Game(ゲーム)ビュー
Sceneに設置しているカメラが写す画面を表示する。ゲームをプレイする際に表示される画面になる。
プレイモード(作成しているゲームを一時的に動かすモード)の時、プレイヤーが実際に目にする画面が表示される。

③Hierarchy(ヒエラルキー)ビュー
シーンに配置されたオブジェクトを表示する画面。
オブジェクトの新規追加やコピー、削除、名前の変更などができる。

④Project(プロジェクト)ビュー
プロジェクトに含まれるファイルを表示する画面。
作成したシーンや、プログラムのソースコード、ゲーム内で使用する画像や動画、音楽などが表示される。
ファイルの追加や削除、名前を変更したりできる。
ドラッグ&ドロップでHierarchyビューのオブジェクトにファイルを関連付けることができる。

⑤Inspector(インスペクター)ビュー
選択されたオブジェクトの属性を表示する画面。
属性の追加や削除、値の変更などができる。
属性とはサイズや配置座標、色の他、当り判定や重力の有無と言ったオブジェクトが持っている情報のこと。

 

ツールバー


Unityの上部にあるツールバーの画像です。

Transform Tools(トランスフォーム ツール)


Scene(シーン)ビューの、ドラッグの動きを切り替えるボタン。
Sceneビューで、オブジェクトを編集する時や、Scene内を移動する時に使用する。
ドラッグとは、左クリックを押しながらマウスを移動させる操作のこと。

Hand Tool(ハンド ツール)
ドラッグで、Sceneビューを平行移動できるようになるボタン。
クリックでSceneを掴み、マウスの移動でSceneをスライドさせるイメージで、操作できる。

Move Tool(ムーブ ツール)
ドラッグで、選択しているオブジェクトを移動できるようになるボタン。
矢印をドラッグすると、矢印に沿って平行に移動する。中央の四角をドラッグすると、全方向に移動する。
オブジェクトを選択する方法は、Sceneビューでオブジェクトをクリックするか、Hierarchy(ヒエラルキー)ビューでオブジェクトをクリックすると、選択できる。

Rotate Tool(ローテート ツール)
ドラッグで、選択しているオブジェクトを回転できるようになるボタン。
円をドラッグすると、円と平行に回転できる。
円の内側、円に触れない位置をドラッグすると、円に関係なく自由に回転できる。

Scale Tool(スケール ツール)
ドラッグで、選択しているオブジェクトのサイズ変更ができるようになるボタン。
線をドラッグすると、線と平行に大きさを変えられる。
中央の四角をドラッグすると、線に関係なく自由にサイズ変更できる。
サイズの変更は、基点から均等に拡大縮小される。

Rect Tool(レクト ツール)
ドラッグで、選択しているオブジェクトの移動とサイズ変更ができる。
四角形の頂点または辺をドラッグするとことで、サイズの変更が行える。四角形の中をドラッグすると移動することができる。
サイズ変更は、選択した頂点または辺の対角線上の頂点または辺が固定された状態でサイズ変更できる。

Move, Rotate or Scale selected objects
ドラッグで、選択しているオブジェクトの移動、回転、サイズ変更ができる。
上記の”Move Tool“と”Rotate Tool“と”Scale Tool“を合わせたもの。
Scale Toolは中央にある一番小さな四角のみ

Gizmo handle position toggles(ギズモ ハンドル ポジション トグル)


Scene(シーン)ビューのオブジェクトの、基点や選択時に表示されるGizmo(ギズモ)の表示方法を変更するボタン。
Gizmoとは、実際のゲームには表示されず、作成中のみに表示される、視覚的な編集補助装置。オブジェクト選択時に表示される矢印や円と言った物の他当り判定の範囲を表示するものなどがある。

For position(ポジション)
左側のボタン
オブジェクトの基点をPivot(ピボット)Center(センター)に切り替えるボタン。
基点は、回転の中心など、オブジェクトの軸になる点です。
Pivotは、オブジェクトに設定されている点。
Centerはオブジェクトの中心点。
Unityには、Pivotを変更する機能は存在しないようです。別のソフトウェアで、pivotを変更したオブジェクトを取り込むか、空のオブジェクトを親にして、擬似的にPivotをずらす方法しかないようです。

For Rotation(ローテーション)
右側のボタン
オブジェクトに表示されるGizmoの向きをLocal(ローカル)Global(グローバル)に切り替えるボタン。
Localは、オブジェクトの方向に合わせて動くようになる。
Globalは、シーンの方向に合わせて動くようになる。

左がLocal選択時、右がGlobal選択時

 

Play/Pause/Step Buttons(プレイ/ポーズ/ステップ ボタン)


作成中のゲームを一時的に再生するボタン(プレイモード)。
Gameビューの実行停止一時停止コマ送りが行える。

Play(プレイ)ボタン
左側のボタン
Gameビューの実行と停止ができるボタン。
クリックするとGameビューが動き出し、実際にプレイできる。再度クリックすると停止させることができる。
コンパイルエラーが発生していると、Playをクリックしてもゲームは動き出さず、エラーが出ていることを表示します。

Pause(ボーズ)ボタン
中央のボタン
Gameビューを一時停止できるボタン。
Playボタンで動き出したGameビューを一時停止するボタン。
クリックするとゲームが一時停止し、再度クリックすると動きだす。

Step(ステップ)ボタン
右側のボタン
Gameビューをコマ送りで動かすボタン。
一時停止している時にクリックすると、一コマ動く。クリックするたびに一コマずつ動いていく。
一時停止されていない時にクリックすると、一時停止される。

 

Collab(コラボ)ボタン


UnityでCollaborate(コラボレート)を有効にするボタン。
Collaborateの詳細は、Unityのサイトをご確認下さい。
Unity Services – Collaborate

 

Cloud(クラウド)ボタン


Unity Ads(ユニティ エーディーエス)Unity Analytics(ユニティ アナリティクス)Unity Cloud Build(ユニティ クラウド ビルド)Unity Multiplayer(ユニティ マルチプレイヤー)などUnityが提供している無料サービスの設定ができるボタン。
各サービスの詳細は、Unityのサイトをご確認下さい。
Services – Unity

 

Account(アカウント)ドロップダウンボタン


Unity IDにアクセスするボタン。
Unity IDへのログインとログアウト、現在の状態の確認、ライセンスのアップグレードなどができる。

 

Layers(レイヤー)ドロップダウンボタン


Scene(シーン)ビューで表示されるオブジェクトを設定するボタン。
オブジェクトに設定されているLayer(レイヤー)毎に表示・非表示を設定できる。
表示・非表示以外に、選択のロックも設定できる。
選択のロックは、Sceneビューでオブジェクトが選択できないようにする。
選択のロックされたLayerでもHierarchy(ヒエラルキー)ビューで選択は、可能です。

Everything(エヴリシング):全てのレイヤーを表示させる。
Nothing(ナッシング):全てのレイヤーを非表示にする。
0:Default 5:UI:設定されているLayer。Layer毎に表示・非表示を変えられる。
Edit Layers…(エディット レイヤー):Inspector(インスペクター)ビューにLayerなどの設定ができる”Tags & Layers”(タグ & レイヤー)を表示させる。
右側の目のマークで、表示・非表示を設定し、南京錠のマークで選択のロックが設定できる。
Layerとは、層のことです。複数の層を持ち層毎にオブジェクトを配置することができます。イメージとしては、透明な板を積み重ね、板1つ1つがLayerになるイメージです。Unityでは、オブジェクトをLayer毎に割り当て、表示の設定や衝突時の判定などを分けることができます。

 

Layout(レイアウト)ドロップダウンボタン


Unityのビュー配置を変更するボタン。

2 by 3 Wide:始めから設定されているLayout。
Save Layout…(セーブ レイアウト):現在のLayoutを保存する。
Delete Layout…(デリート レイアウト):Layoutを選択して削除する。
Revert Factory Settings…(リブート ファクトリー セッティング):Layoutドロップダウンボタンの内容を始めの状態に戻す。

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