こんばんは、ちきなるです。
Unity 1週間ゲームジャムが開催されております。
簡単に説明しますと・・・。
毎回設定されるテーマに沿ったゲームを、1週間で開発し、それをみんなで遊んで評価しよう!!というものです。
1週間という短い期間ですので、
ゲーム開発の練習がてら、公開される作品や、
1発ネタに全ぶりしたような作品や、
1週間とは思えない、もはやプロの犯行と言いたくなる作品まで、
様々な作品が公開されます。
昨今、ウィルスなどで、外出するのも大変なので、空いた時間にぜひぜひ、いろんな作品をプレイして、評価して見て下さい。
では、私が公開している作品の説明を致しますと・・・。
今回のテーマは「逆」。
という事で、色々考えました。
最終的に、一般的なゲームの逆を行ってみようと考えました。
一般的なゲームでは、主人公の目的を達成させることが、ゲームの目的になっています。
例えば、魔王を倒す。
例えば、誰かを救う。
主人公の目的を達成させることが、ゲームの目的になっています。
その逆。
主人公の目的を達成させないゲームを作ってみました。
主人公の目の前に現れる様々な欲。
性欲。食欲。強欲。
主人公は欲の赴くまま、そちらへと進んでいきます。
プレイヤーは主人公を引っ張って、主人公が欲望にまみれる事を防ぐゲームです。
操作は簡単。
画面内で、マウスを左クリックしたまま、左右に動かすと、動かした方に主人公を引っ張れます。
より長い時間、主人公が欲(赤線)に到達しないように妨害するゲームです。
と、こんな感じのゲームになりました。
遊んで頂けると、幸いです。
余談。
このゲームを開発中、ちょっとした問題が発生しました。
このゲーム、マウス操作なので、マウスカーソルがディスプレイの端っこに到達すると、主人公をそれ以上引っ張れなくなります。
これを解決するために、user32.dll内のSetCursorPosという関数を使う事にしました。
これは、マウスカーソルの位置を指定したポイントに変更してくれる関数です。
画面の端っこに到達すると、逆側の端っこにマウスカーソルが飛ぶような処理を作りました。
組み込んだ直後、Unityのエディター上で、想定通りの動きをしてくれました。
楽勝じゃん!!とルンルン気分で開発を進め、
ゲーム完成!!
画面の配置などを確認するために、ブラウザ上でゲームを動かしてみたら、問題が発生しました。
ゲームを開始すると、エラーが出て、ゲームが進まなくなりました。
ネットを使って色々調べてみたのですが、情報が少ない・・・。
結局、詳細はわからなかったのですが、多分、UnityのWebGLでは、user32.dllが使えないようです。
外部のDLLを使う方法などは、いくつか見つかったのですが、どれも、UnityにDLLを組み込む方法で、user32.dllを使う方法は見つかりませんでした。
もしかしたら、使う方法もあるのかもしれませんが、私が調べた限りでは、見つかりませんでした。
作っている最中に思ったのですが、マウスカーソルが飛ばせるって、結構危険ですよね。
例えば、クリックしたいタイミングで、広告の上にカーソルを飛ばすとか・・・。
この辺りの、セキュリティ対策で使えないのかもしれません。
詳細は不明!!
WebGL以外だと使えるので、WebGLでゲームを開発する時は、お気を付けください。
以上、最近ソシャゲブログと化しつつありますが、ゲームも作っている ちきなるでした。
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